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東鳴子温泉 いさぜん旅館

東鳴子温泉 いさぜん旅館イメージ

高いデトックス効果で治療効果が有名な炭酸名泉のお宿

公開日
2018/10/24
最終更新日
2019/09/10
投稿者
しおり
  • 管理人総合評価

    4.0

    4

  • ユーザーの評価(1件)

    3

    3

東鳴子温泉-いさぜん旅館1
※※※※このレポートは2004年8月に訪れたものです※※※※

以前訪れた時に東鳴子温泉へ魅せられ、すぐ翌々週また訪れ、またまたさらに魅せられ・・・といったように何度行っても奥深い湯がある。

特にここ、いさぜん旅館はレベルが高く身体の芯までひびくようなすばらしい泉質だった。

宿の方も湯治宿らしくとても暖かい方で「接客」とは違う自然の会話を楽しませていただいた。

東鳴子温泉では何件か気に入った温泉があるが、いさぜん旅館はその内の一つだ。

宿の雰囲気は昔ながらの宿、といった感じで飾り気はないが落ち着く空気がある。
観光地として賑わいをみせる隣の鳴子温泉とは対照的に東鳴子温泉は湯治ムードを残し昔ながらの街並みがある。

駐車場は東鳴子温泉の中では広い方で、目の前にある。

東鳴子温泉-いさぜん旅館2

混浴内湯


【炭酸泉 いさぜんの湯 1号2号混合泉】

ラジウム含有量が多く、皮膚に細胞がつき、これが血管を拡張させ新陳代謝を良くする効果があります。

私はこの炭酸泉が一番のお気に入り!

身体の毒素を排出し病気に対する治療効果が高いそうで、入っていると身体が疲れてきて温泉が効いているのがわかる。
1日3~4回 15分位までの入浴以上入るのは効能が強すぎる為かえって良くないそうだ。
そんなに効能を感じられる温泉が他にどのぐらいあるだろうか。。

 

 

 

 

東鳴子温泉-いさぜん旅館3

混浴内湯


【鉄鉱泉 いさぜんの湯 第3号+東鳴子源泉】

自家源泉1本と東鳴子温泉の共同源泉の混合湯

炭酸泉へ入った後、上がり湯としてはいると効果があがる。
炭酸泉、鉄鉱泉共にタイヤのようなコールタールのような匂いがする。

この匂いを嗅ぐと東鳴子というイメージがついて今ではこの匂いが恋しくさえ感じる。

東鳴子温泉 いさぜん旅館4

大豪寺の湯 大浴場 男湯

東鳴子温泉 いさぜん旅館5

ノンちゃんの湯 露天風呂付中浴場 女湯

東鳴子温泉 いさぜん旅館6

ノンちゃんの湯 露天風呂付中浴場 女湯


東鳴子温泉-いさぜん旅館7

タイガーズグッズ一式

大浴場、中浴場共に東鳴子温泉の共同源泉。
男性用の方はとても広く、ゆったりと入浴できる。
女性用は小さいが露天風呂がついており、涼しい風を感じながら入浴できる。
宿泊の場合は入替え時間もあるらしい。


宿の方は阪神のファンらしく、風呂桶、椅子など虎柄で統一されている。

東鳴子温泉 いさぜん旅館8

旅館内は飾り気はないがとても落ち着く空間がある。窓が多く旅館内は意外と明るい。
ビールを飲んでゆっくりくつろぎ、宿の方との会話を心行くまで楽しませていただいた。
思わずソファーで寝てしまいそうなほど、何故かくつろぎたくなる場所だ。


東鳴子温泉 いさぜん旅館10 東鳴子温泉 いさぜん旅館9


宿の中へは猫が歩いていた。

宿の方へ「猫飼ってるんですか」と聞くと「ノラだね~」という答え。
あまりに自然に宿内をウロウロしていたので呆気にとられてしまった。
なんだか宿の方のその一言に和まされ、ますますいさぜん旅館を気に入った出来事だった。

 

 

 

東鳴子温泉 いさぜん旅館の評価はこちら!

  • 温泉

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    5

    極上湯

  • 温泉の雰囲気

    44
    3
  • また行きたい

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  • 部屋

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  • 食事

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管理人総合評価
4.0
4
とさせていただきました。

クチコミ(1件)

本格的湯治宿

3
3
温泉
5
温泉の雰囲気
4
また行きたい
4
部屋
1
食事
4
2019年1月頃に訪問

令和元年5月3泊する。連休明け、飛行場や大型旅館は閑散としているのに、なんとここは賑わっていた。そうか昔から、田植え後と稲刈り後は湯治だった。ちょっと失敗したかなと思った。
「ハイ同じ部屋ね」と2階の前回宿泊した部屋を言われ、鍵を渡される。
2階には既に2組の客と、同日に着いた1組の客のスリッパが並ぶ。1階にも客はいる。
しかし私を含め全て60代よりも上というよりほぼ80代。さらに朝食を頼んでいたのは、私だけかもというくらい、皆さん本格湯治らしい。布団以外全て持ち込み。
それで妻が調理する匂いや、洗濯機を回すという暮らしがそのまま宿にある。

まあまあそれはそれで別にいい感じなのかも知れないが、今回の宿泊で大きな苦痛が生じた。
前回宿泊は3月。まだ暖房器具が必要である状態。今回5月。すでに暑く窓も開けていた。
暑くなると困るのが虫。虫はいなかった。
では何に困ったかというと臭い。私は鼻がかなり敏感なのだ。
というかまずトイレ。これは敏感かどうかという問題ではないが、宿の方には感じられないのだろうか?長年に渡り、男性客が床に漏らし続けて、ビニールクロスに染み付いた小便の臭い。折角のウォシュレットなのに。
そしてこの日もジイサンが、便座と床を汚してる!まいった。ええ加減にしてよ。女将さんに言って、対策を講じて貰った。
冬はそこまで」感じられなかったものが、今回はまいった。
そしてもう1つ、砂善旅館といえばネコ。猫は可愛い。臭いは臭い。 エアコンを入れてみた。クサーッ!猫の臭いが吹き出て来てすぐ切る。
3日予約しているが、果たしてこの臭いにいつまで耐えられるのか・・不安がよぎる。

温泉はいい。とってもいい。鳴子温泉郷のなかでも、混浴のラジウム炭酸泉は、唯一この宿のものであるし、混浴と言っても空きをねらってひったすら入る。
熱くなくゆっくり浸かれて、湯口では泡もつくのが嬉しい。しかもラジウム泉なので、上がってからが力発揮。かなり温まり暑くてウチワが欲しい。そしていつまでもぽかぽか。
他の共同源泉である赤湯の湯船らも、ここの湯はしっかり気持ち良い。
鳴子温泉独特の、特に東鳴子はその香りが強いが、慣れるとそれも個性的な良い香りとなり、無いと物足りなく感じる。
重曹泉も肌をすべすべにし、本当に良い湯ばかりなのだ。
日曜日はひっきりなしに外来客が訪れ、小さい湯舟の炭酸泉は湯花ではなく垢が舞っていた。
できれば日曜日は外したいところだ。

食事も朝食は、しっかりと美味しいものを部屋に運んでくれる。
しかし宿の周囲には、何も食べる所もスーパーも無いので、夕食は食べに連れってくれる。
アメニティは何泊しても、浴衣とタオル、歯ブラシが1セットのみなのだろうか?
シーツの交換とか部屋の掃除とかも勿論無く、湯は自分で沸かす。湯治宿なので、流し台とガスコンロが付いており、食器や鍋が揃えられている。
ティシュペーパーが無かったのが困った。たぶん言えばくれるんだろうなと思いながらも我慢した。これで1人1泊税込み6000円、冬は暖房費500円が追加される。

さて、あんなこんなで悩みながら湯に浸かっていたら、慣れた。宿に慣れた。
臭いが消えた訳ではないが、若干は鼻が慣れてしまっていたのかも知れない。
人間慣れるもんだなあ。住めば都ってこういう事を言うのか何て思いながら、ぐうたらと好きなだけ布団の上に転がり、寝たい時ねて、起きたくなかったら、いつまでも寝転んでいるという生活をしていたら、3日めにはすっかり気に入ってしまった。このひたすらゆるい生活が。

かなりゆるさのキャパが広いかた。もしくは味わってみて耐えられ、好みに変わるかた。
そう言ったかたは是非この宿でプチ湯治をしてみましょう。
御主人もネコ達もゆる~く暮らしてる、いさぜん旅館はか~なり個性的。でも湯は絶品よ~。

アクセス例:JR鳴子御殿湯駅より徒歩2分

2019-05-21 20:37:05
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