弱酸性のマイルドな硫黄泉が肌にやさしくなじむ極上湯
- 公開日
- 2018/10/19
- 最終更新日
- 2019/09/10
- 投稿者
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管理人総合評価
4
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ユーザーの評価(2件)
3.6
鳴子温泉郷の湯めぐりは国道47号線を行ったり来たり。
何度も素通りしてきた東多賀の湯だったが、西多賀の湯へ行ったらやっぱり東多賀も行かねば、という気分になり、ついに寄ってみた。
東多賀の湯はアトピーに良く効くらしく、長期滞在の湯治客でいつでも賑わっている。
この日は元旦のお昼時だというのに浴室は満杯だった。
建物は一般的なもので、スキー場横によくあるような外観。
湯治ムードはまったくなく館内もこぎれいだ。
駐車場は10台ほど泊めれそうな大きさがあるが既にいっぱい。駐車場の込み具合からも人気が伺える。
肌になじむ弱酸性の硫黄泉 赤松造りの湯船へ麗しい白濁湯が満たされる
4人入ったらいっぱいの湯船へ5人で入浴。昼時だというのに混み混み状態。浴室は少し甘みのある香りがし、湯の良さが入る前からわかる。透明度は約15cm。飲んでみるとすっぱみはなく、苦味のみを感じる。肌にピリピリ感は一切なく、吸い付くようなやさしい湯だ。入浴客が少なければいつまでもつかっていたい湯だったが、どんどん人が入ってくるため、しかたなく早々にあがってしまった。
こちらの湯はアトピーや皮膚病に良く効く事で有名で、湯を持ち帰る人も多い。
「去年は一発できれいになったのよ」というアトピーの赤ちゃんを抱く女性は今年も期待して訪れたと言う。
素泊まりなども行っているらしいので機会があったらぜひ宿泊してみたいと思う。
油臭がする硫黄泉
さすが鳴子、油臭がかなり強く硫黄の香りが消されてしまっている。
更にここの硫黄泉は、白濁の白さが磁器の様に光沢のある白であり、他の温泉の白濁硫黄泉とは少し違う様な気がする。
普段なら日帰り入浴客が多く、小さい升型の浴槽は、とてもじゃないがゆっくり浸かって居られないが、コロナで地元客以外はセーブし、宿泊客も減らしていた為、ほぼ貸し切り状態で利用できた。静かな為か、逆に換気扇が回る音が非常に大きく、浴室周りには換気の為の穴が大きくいくつもとられていた。
40℃程のぬるめの温泉は幾らでも浸かって入られるが、湯上りは微かに肌が痒く感じ、硫黄の刺激が強いのが解る。通常は人の多さで円やかになっていたのかも知れない。
浴室全体が木造りで、木の床や湯縁の木は、剥げているのかと思いきや、硫黄で白くなっていたのだった。
シャンプーもカランも無く、洗面器に溜められた温泉を使い洗髪するのだが、1箇所しか無く、入浴客が多いと不便である。小さい洗面器に溢れさせるのではなく、手白沢温泉の様に木の桶にでも溜めて貰えば、もっと雰囲気も良く2人くらいは使えるだろうにと思った。
今回は素泊まりにしたが、雪娘という品種の米が非常に美味しいらしく、料理も評判が良い様なので、次回泊まる事があれば、食事付きで泊まってみたいとも思う。
アクセス例:JR鳴子温泉駅より送迎あり
ツルツルの硫黄泉
2019.5月、日帰り入浴。とにかくここの温泉は小さいのに地元客が一杯だ。何故こんなに人気なのかが、一度目は解らなかったが、今回人気の故が解った気がする。
勿論見た目からして硫黄泉。ではあるのだが、硫黄泉にも泉質の違いがあり、ここの湯は浴感がツルツルなのである。磁器の様な感じだ。
不思議な事に単純硫黄泉の様な玉子味も無かった。硫黄以外にも色々な泉質を含んでいたのだ。
今まで私は硫黄泉を一くくりにしていたが、そう言えば浴後、肌がカサカサになった硫黄泉もあった事を、ここの湯に入って思い出した。
この泉質を皆さんは実感しての、東多賀温泉であったのである。う~ん今更違いが判ったとは遅い。
男性の方も客が多いのだろうかは解らないが、女性の方はとにかく多い。しかもだ。美肌の湯であるからだろう。湯温も40℃くらいであるし、狭い湯船なのだが、浸かったらなかなか出ない。比較的若い女性も多い。
なので、狭いしゆっくりできないので、私の方がサッサと上がる事になってしまう。
また、洗い場が1つなのである。洗髪できる綺麗な源泉が、1箇所からしか出ていないので、湯船に浸かりながら順番を伺う事になる。
なので、他の温泉で洗おうという事になって、すぐ出てしまった。本当はもっと浸かっておきたかった温泉ではあるのに。
女将さんは相変わらず不愛想。ゆっくり温泉を味わいたいなら泊まった方が良いのだろうけれどなあ・・。 日帰り入浴時間は11時(10時)~15時
アクセス例:JR鳴子温泉駅より徒歩15分程。