ツルツル感が気持ちいい!素泊まり感覚のお得なお宿
- 公開日
- 2018/10/16
- 最終更新日
- 2019/09/10
- 投稿者
- しおり
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管理人総合評価
3.6
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ユーザーの評価(2件)
2.7
豊山荘は小規模なこ綺麗な旅館。
これといって特徴のある旅館ではなさそうだが清潔で温泉が良いのは良い宿の条件に一致する。
受付周辺のみしか見ていないのでなんともコメントしがたいが、好印象を受けたのは間違いない。
平日には素泊まりも受け付けており、湯治宿に近い料金での宿泊ができるというのも嬉しいポイントだ。
今回は大分有数のつるつる温泉があるという事で心弾ませながら訪問してみた。
旅館の受付で料金を支払うと隣の建物が湯小屋となっていますと言われ移動する。私が訪れたのは朝一の10時頃。
宿泊客が丁度チェックアウトを終えた頃という事もあり、人っ気がなく宿の方以外誰とも会うことがなかった。
豊山荘は本館が全室露天風呂付、別館は湯治向けの低料金に設定され、キッチンが付いている部屋もあるという。
次回の湯巡りの際、宿泊してみたいと思う宿の一つとなった。
板張りの浴槽へ静かに満ちる超つるつる湯
浴槽は10人程は入れる大きさ。
湯は無色透明でほのかに硫黄臭と甘い香りがする。
飲んでみるとちょっとキシキシした金属?のような感じと硫黄味。
浴感はヌルヌル
かなり熱い湯ではあるがとても気持ちのいい湯だった。
内湯から外の景色は見えないが明るい日差しが差し込んで意外と明るい。
以前は内湯の窓の外には男女別露天風呂があったようだが、私が行った時は既に貸切露天風呂へと変わっていた為入る事ができなかった。
洗い場や脱衣所も隅々までとっても綺麗。
男性用の湯船を写真で見るとザボンが置いてある。
湯船に浮いているザボンってなんとなく惹かれる。
少し男性用の方が羨ましく思えた。
どちらも湯船は板張りで湯が引き立ち綺麗に見える。
泉質は良いが溜り湯は・・
前回悪い印象で宿泊し、今回は日帰り入浴で訪問してみた。平日は日帰り入浴は12時~、土日は10時か11時~で15時迄だそうだ。
以前、浴場への階段入り口に在った喫煙所と山盛りの煙草の吸殻は無く、置き場所が大浴場入り口に変わり、空の灰皿が置かれていた。
フロント前にある飲泉が置いてあるテーブルには、飲んだ後いつまでも片づけられず放りっぱなしの湯のみ茶わんでは無く、お猪口に変わり、1つだけ飲んだ後のものがあった。
宿泊した時は、食事処の横にある調理場から、スタッフ同士の実に不愉快な私語が耳に入って来て、食事を楽しめる雰囲気にはなかったし、女将さんの感じの良くない接客含め、宿全体がそう言った宿なのだろうと思ったが、それらは今は改められている事だろうと思うし、願う。
ちょっと恐る恐るフロントへ声を掛け、出て来られた女将さんの受付の対応はまあ普通だったから、少し安心した。
豊山荘は、日帰り入浴のタイプが色々あり、私が入りたかった露天風呂は貸し切りでしか入れず、一般の大浴場の内湯400円にした。
雑多な感じの、気合の入っていない更衣室。客がここで健康器具を使うのだろうか?それとも物置的に置いてあるのだろうか?判らない。ドライヤーだけはあった。
確か以前も高温泉のため、チョロチョロとしか湯が投入されてなかったと思ったが、今回は全く源泉は止められており、溜まり湯だけだった。
どうもこの溢れだしが無いのが嫌なのだな。でも浸かってみるとヌルツキが有る良い湯ではあった。日帰り入浴者としては1番乗りだったし。
大き目の正方形の湯舟の底は板張りで、これが温泉成分のため僅かに緑色に変色しており、そのため湯が緑色っぽく見える。薄濁りの湯ではあったが、加水量が多いのか硫黄の香りは全く無かった。
やはりこのお宿は露天風呂が一番いい。
別府は、湯煙があちこちから上がっているのだが単純泉が多いためか、霧島の様な硫黄の香りは全くしない。ただ、単純泉では無い温泉も無くは無く、このお宿もメタケイ酸が多い単純硫黄泉との成分表示ではあったし、近くにある丘の湯と言う共同湯は、ナトリウム・炭酸水素塩泉で「ここの湯が一番」と引っ切り無しに入浴客が訪れる温泉で、こちらはドバドバと源泉と加水を好きなだけどうぞといった、非常に気持ちの良い共同湯なのだ。
また、このサイトに取り上げられている、おやど湯の丘は豊山荘の並びに建っていたが、こちらの日帰り入浴は全て貸し切りであった。
アクセス例:JR別府駅より、路線バス鉄輪行きでベネフィットセンター前下車、徒歩3分。
もしくは明礬温泉方面行きバスで本坊主バス停下車、徒歩5分。
別府 豊山荘
泉質が良いのは分かるのですが、とにかく熱くて入れませんでした。蛇口から水をいっぱい入れて入りました。ごめんなさい。男湯ですがザボンもありませんでした。