超ローカルでレトロな洗い場でもある川沿い露天風呂
- 公開日
- 2019/02/03
- 最終更新日
- 2019/09/07
- 投稿者
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管理人総合評価
2.3
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ユーザーの評価(3件)
2.5
入りくいと行く前に皆さんに教えていただき、気合で入浴してきました!っといいますかこの日はほとんど人がいなかったので恥かしさもほとんどなくクリアです。(笑) お湯は丁度いい湯加減で景色は川の向こうは民家という不思議な光景を見ながらで浸かりました。色は無色透明、匂いもなく、ちょっと湯泉はヌルヌルしていました。。端の湯船へ入浴している時、なんか変な匂いがする。。。と思ったらなんと洗剤! これには嫌~な気持ちになりました。皆さんご注意を!
駐車場から歩いて行くと川沿いに出ます。ぱっと見、普通の街中にある川と変わりません。少し歩くと右のような屋根が見えてきます。
こんな感じの湯船があります。(左)入浴料は右に書いてある通り地元の方以外200円です。無人ですがお風呂へ入らせていただくのですから、必ず200円を入れましょう!
左の屋根の裏側が脱衣所となっています。洋服が置ける板があるだけです。道からは丸見えですし、道ですので人が普通に通ります。ちょっと着替えるのには勇気がいりますね。
川の水位と湯の水位がたいした変わりません。ちょっと増水したら川の水が入ってくるでしょう。
噂は本当で、地元の方達は野菜や食器、衣類を洗うのに使用しているようです。聞いてみるとお湯が出ないらしいんですね・・・。出ないというより給湯器がないようです。なるほど・・・。
湯燈イベント2月末まで
2019.12月訪問。今年は12月17日~2月末まで、共同湯の前で湯燈イベントが行われる。満願寺の川に、竹で編んだ丸い籠に電球を入れた灯りが吊るされ、夜の川面に灯りが映りとても幻想的。黒川温泉で以前から行われていたイベントだが、満願寺でも行われる様になり、黒川温泉に先駆けてある。点灯は18時頃~22時迄。
露天風呂は混浴なので、写真だけでもと思って行ってみたが、余りにも湯燈の素敵さに入らずにはいられなくなり、宿に戻りバスタオルを巻き浴衣を羽織るスタイルで再訪した。
運よく誰も入っていなかったので、バスタオルは外し入る。基本的にはこの温泉はバスタオルも、湯浴み着もNGなのだ。
湯加減も調度良い。湯燈が川面や湯舟に煌めき、余りの幻想的な雰囲気にうっとり~。
だが、誰か来ないか気が気で無く、ゆったりと言う訳にはいかず、早めに上がった。
その後男性が来られ「1人で入ったとは勇気あるなあ」と誉められたのかも知れない。宿の御主人にも「なかなか女性1人で入られる方はいないですよ」とまたまた誉められたようだ。
チャレンジャ―だなあと自分自身に、半ば呆れ乍ら笑っておく。僅かな勇気と興味の方が勝ったんだなあこれが。
確かにこの露天風呂は物凄く入りにくい。恥ずかしさで言うと、ガニ湯か満願寺かという位に恥ずかしい温泉だ。男性でも恥ずかしいと思う。浸かってしまえば良いがそれ以外は、目も当てられない恥ずかしさがある。
だって道から丸見えなんだわ。遮るものが全く無く道路に面し、川幅は狭いし、車の往来はあるし、前に家はあるし、人も通るしー。
なので、私は前回は、未明の暗い間に行って入った。それでも犬の散歩に通る人が居たりで、なかなか1人っきりでは難しい。
この共同露天風呂を知ったのは、嵐山光三郎さんの温泉本でだが、のんびりゆったり浸かっている雰囲気に憧れ、20年程前に一度来て、入ってはみていた。
確かに今でも、4つ並ぶうちの1つの湯舟では、野菜や食器を洗う姿も見られ、のんびり感は失われていないようだ。
今回で3回目の訪問になるが、満願寺温泉と言う所自体は、大変静かであり、人の声も物の音も解らない位だ。黒川温泉の隣にありながら、かけ離れた静けさとのんびり感がある。
宿泊としてお勧めなのが、志津の宿という、地産の創作野菜料理が美味しく、上質ながらリーズナブルな隠れ家的温泉宿で、満願寺唯一の旅館。人気の内湯付き離れでも税込み12000円。宿泊しながら是非、湯燈の幻想的な満願寺温泉を楽しんでみて欲しい。
そして、下駄を履いて出かけよう。カランコロンと響く下駄の音は、温泉街にとても良く似合う。
アクセス例:博多、福岡空港、別府、熊本方面から高速バスで満願寺口下車 徒歩5分程。
思い出
湯は良いがマル見え。
というかマル見せ状態。
近くの無人共同浴場が落ち着いて入れます。
川が増水して入れない
黒川温泉の帰りに寄ったのですが、前日の大雨の影響で川に飲み込まれたようです。
写真の通りおじさんが湯舟の泥を掻き出していました。
川の向かい側にトイレもある無料の駐車場があるので、車で行きやすいと思います。