良質の自家源泉を持つ老舗の大型ホテル
- 公開日
- 2019/01/10
- 最終更新日
- 2019/09/08
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管理人総合評価
3.4
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★★★令和元年6月28日、経営会社が変わっての運営となります。ですので今まで発行された割引券等全て利用できなくなります(栃木にごり湯の会の冊子は使えるようです)レポート、評価は当時のものですが、情報は現在のものへ変更済となります★★★
標高1500mに位置する奥日光湯元温泉
歴史は古く延暦7年に日光開山の祖、勝道上人が発見したといわれている。
奥日光湯元温泉は冬は雪深く、今は通年営業しているが昔は雪で閉ざされた温泉街。源泉地では素朴な湯治場の面影が今でも残っている。
今まで奥日光湯元温泉は行ってみたいと思ってはいたものの、なかなか行けず未開拓の地だった。
訪れる機会をくださったのは「釜屋旅館」さま。取材の依頼をいただき、大喜びで伺わせていただきました。
11:00ホテルはとても大きく奥日光湯元温泉の中でも一番目立つと言っていいだろう。
中禅寺湖でお会いした方に聞いた時、「釜屋旅館へ宿泊です。」と言うと「大きなホテルなのですぐにわかるよ」との事。
実際、迷うことなく到着できた。
入り口へは美しい松の木がお出迎え。
まず、到着すると従業員の方が車を運んでくださり、気持ちの良い挨拶をしてくれる。
ロビーのソファーへ腰かけ、ウェルカムドリンクの自家製シソジュースと茶菓子を味わう。
ロビーはガラス張りで綺麗に整えられた中庭が一面に広がる。
開放感溢れるロビーだ。
接客は少々荒削りではあるが、一生懸命さが伝わってくるようで少し嬉しくなる。今サービス改善を全面的に行っているという事だ。
売店には日光ならではの品や備品なども備えてあり、何も持たずに宿泊ができるだろう。
【露天風呂 滝の湯 混浴】 |
小さいながらにテーブルとイスが置いてあるのもなかなか良い。
庭園というよりも林を意識した中庭に木造の鄙びた湯小屋がとても愛らしく感じる。
香りの良い硫黄臭 まろやかな湯が肌を包む
私たちは夜19:00~22:00の女性タイムに入浴したが運よくほぼ貸切状態。
まろやかなやさしく感じるぬるめの湯は長湯に最適だ。
思わず話に花が咲き、女性タイムギリギリまでの湯浴みを楽しんだ。
湯小屋は木造でまさに私好みの素朴さを持っている。釜屋旅館は華やかさと素朴さが同居している空間と言えるだろう。
美しい光沢を放つ緑がかった乳白色の湯
薬師の湯は浴室へ足を入れたとたん、美しい湯の色が目に入る。
浴室も綺麗に掃除されており清潔感が漂う。
湯の印象はとにかくまろやか。湯船に対し湯量が少ない為ぬるいのが残念なところではあるが個性豊かな綺麗な湯で満足感がある。
脱衣所も清潔感があり、掃除が行き届いている。
アメニティは豊富で洗い場のお洒落なシャンプー類や脱衣所の化粧品類は女性の喜ぶポイントだ。
るり風呂は朝風呂にと思っていたが、朝行ってみたら清掃中・・。残念ながら入浴はできなかったのでコメントができず
浴室から出たところへ2箇所の休憩所がある。
他の空間とは違う和で統一された休憩所は雰囲気が良い。
休憩所へ常に冷たい水が用意されているところも嬉しいサービスである。
友人は足のマッサージ器がお気に入り。「くすぐったい」と言う割りに、足を離すことができないようだった。
【食事】 |
まず最初に前菜がテーブルへ並べられる。とてもかわいらしく作られ、手の込んだ一品一品。その上味つけも良い。 |
栃木ならではの名物として湯葉料理もでてくる。高野豆腐と共に味がしみていて上品で洗練された味だ。
岩魚の姿造りはとても新鮮で夏野菜の天ぷらもサクサク。
ニジマスの塩焼きは焼きたてであたたかくジューシーなまま運ばれる。
とにかく全品が丁寧に形作られ、味付けされたおいしい料理の数々。
大満足の食事だった。
生ビールも頼む事ができ、楽しい食事のひと時を過ごした。
8畳+約4畳の続き部屋+玄関、洗面所約2畳 別館愛山荘宿泊
部屋は薄暗い雰囲気であまり良いとは言えないが、今年冬~春にかけてリニューアル予定との事。
部屋の広さは十分にあるのでリニューアル後がとても楽しみである。
朝ごはんはバイキング
【朝ごはん】
バイキング形式の朝ごはん
基本の魚(鮭)や温泉卵、味噌汁などが机へ並べられ、その他に追加したい場合はバイキングの方から自分でとってくる。
味付けはとても良く、朝のお腹にやさしいメニュー。
見どころ満載!奥日光湯元温泉
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