温泉マニアには言わずと知れたアワアワのモール泉
- 公開日
- 2018/12/06
- 最終更新日
- 2019/09/09
- 投稿者
- しおり
-
管理人総合評価
4
-
ユーザーの評価(3件)
4.1
★★★素泊まりのみ受け付けていましたが、現在は素泊まりも辞めてしまったそうです。日帰り入浴のみとなってしまいました。ご高齢の方が経営されているらしく、不在がちとの事です。電話をしてから訪問した方が間違いないかと思います★★★ 2019/09
源泉の量とアワアワのモール泉で温泉マニアに人気の新岡温泉。
駐車場も広くとられていて、地元からの支持のあつさをうかがわせます。源泉は敷地の向かいあたりから湧出しており、湧きたて直送の源泉をたっぷりと堪能できる温泉です。
営業時間も朝6:00~21:00と長く、気軽に立ち寄りができるのも魅力です。
お湯はオーバーフローで3方向に流れています。
泉質がヌルヌルするので、床が滑ります。慣れている地元の方たちは何も気にしていない感じだったのがスゴイ。
薄らと色がついています。浴槽の床や壁の部分には色がついてしまって、浴槽が黒く見えるようになったんでしょうね。
最初に見た黒っぽい浴槽でかなり濃そうな印象だったので、ちょっと残念。
と思って入ると、これがまたいい!ヌルヌル系の大好きな泉質でした。
湧出量が450L/分もあるので、投入量がもの凄いです。
若干の加水があるというものの、泉質は十分に感じられる程度の加水のようです。
飲んでみると若干の塩気とダシ、薄い石油系の匂いと何か混ざったような複雑な香りです。
色としては薄めのモール泉という感じでした。
浴感はアワアワでヌルヌルする感じで大変気持ちの良い温泉です。泡がちゃんと付きます。
温度も適温でした。
モジの雰囲気が凄いですね。注意書きなのに凝っていることに感心。
ちなみに青森あるあるですがカランからは温泉が出ます。
地味で鄙びた感じの温泉ですが、アワアワヌルヌルの泉質と遠慮なく豪快に投入される源泉掛け流しが素晴らしい温泉でした。
印象に残る温泉でした。ぜひまた行きたいです。
弘前のトド寝風呂
2019.12月訪問。岩木山を正面に臨む施設の入り口には「民宿湯治」と言う看板が立てられているが、今は館主さんが御高齢の為宿泊はやっていないとの事で、日帰り入浴でやって来た。
建物は見た目も古く、番台の中ではのんびりと昼食を摂る姿が。
土曜日と言うのに客は少なく静かだ。ポツリポツリとやって来る程度で、都会では考えられない。入浴料300円。ソープ類、ドライヤー無し。
浴室を開けてまずびっくりする。洗面器を枕に、トド寝する先輩諸氏がおられた。足だけ湯に浸け横寝されている。成程と思い、私もその横に並ばせて貰おうかと思ったら、上がって行かれたので1人でトド寝する。
何といっても此処は、トド寝スペースが抜群に広い。2×3~4m程に湯が1㎝の厚みを持って溢れ続けているのだ。並ぼうと思えば5人程連なれる。のぼせないので、気持ちいいんだなあトド寝というのは。
温泉は見た瞬間、月岡温泉浪花旅館を思い出した。濃く暗い濁りの無い緑色が似ており、匂いは月岡温泉程では無いが、薄くなってしまった新屋温泉よりは、強く油臭がしていた。
浸かるとヌルヌルだ。床も極端に滑るので注意が必要。地元の人も「これだけヌルつく温泉は珍しい」と言われていた。
ph7.9であるが、ナトリウム泉に寄るヌルツキの様で、源泉46℃だが加水されている事が解らないくらい、気持ちの良い温泉だ。源泉は施設の前に広がるリンゴ畑からの引湯。
ドドドーッと投入される熱めの温泉は、仕事や農作業の疲れを良くとってくれそうで、寒い青森には好まれる温泉だと思う。
岩木山の麓には、ローカルでマイナー乍らも名湯が多数点在しているが、その割には人の絶対数が少なく観光客もいないので、貸し切りでゆっくり温泉を楽しませて頂く事ができる。
アクセス例:JR弘前駅より路線バス葛原行で新岡温泉バス停下車 すぐ前。
但しバスの本数が1日2本程なので、弘前~嶽温泉方面間のバスに、岩木庁舎で乗り継ぐと1時間に1本バスがある。
津軽の良泉 新岡温泉
新岡温泉
2019年9月、
青森湯めぐりツアー2日目の第1湯でam8:30に訪問した。
温泉好きな人がつがる臭と呼ぶ複雑なお湯の匂いが
脱衣所に充満している。
乾燥わかめをお湯で戻した時のにおい、昆布で出汁をとったにおい、
弱いタール系のにおい、枯れた杉の葉っぱのにおい、
ほんのりかすかな硫黄のかおり、
それらが複雑に混じりあっている。
浴場内に入ると、立ち込めるにおいの濃度が3倍に濃くなる。
少しだけ緑がかった薄茶色のお湯が、
太い塩ビ管から豪快に湯船に投入され、
惜しげなく浴槽から流れ出ている。
湯温は、浴槽内が41℃、投入口が43℃ぐらいか。
浴場内では、
他のにおいに打ち消されて感じられなくなっていた硫黄臭が、
投入口のお湯を両手で受けていると、ふわっと広がってくる。
津軽の名湯といわれるだけのことはある良泉であった。
浴室の窓からは、岩木山が真正面に見えた。
了
ヌルヌルどばどば系の老舗温泉
昔は賑わった温泉場だったのだろうか、いまも使われているのだろうか脱衣所は銭湯のように番台がある。
湯船はシンプルに内湯がひとつ。
源泉が豪快にかけ流されドバドバとオーバーフローしていた。
こういった良泉をひとりでじめできるのは至福の時間。
温泉マニアのオススメの温泉。