巨大石灰華ドームを眺めながら入る露天風呂
- 公開日
- 2018/11/12
- 最終更新日
- 2019/09/09
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二股らじうむ温泉は道内で5か所しか確認されていないという珍しいラジウム泉です。
その他4か所の温泉名は ①薫別温泉、②モッタ海岸温泉、③幌内温泉、④臼別温泉
だそうです。
他のページにも書きましたが、ラジウムについては私はあまりわからないので湯の良さを中心に紹介したいと思います。
二股らじうむ温泉は湯治で来ている方が多くこんなに山奥で平日なのにこんなにも混んでいるものか、と驚くほど人気があります。
旅館の外観は結構あたらしく築20年以内ぐらいかな?という感じです。
ですが館内に入ると薄暗さと昔っぽい赤い絨毯のせいでかなり古い建物に入ったかのような気がしてしまいます。
受付の横に券売機がありそこでお金を払います。
入浴料金は1,030円とかなり高めです。
券売機には「従業員はお金に触れません!」という張り紙があり、何かあったのかしら、、なんて勘ぐってしまいました。
お風呂は沢山ありますがほとんどが混浴です。
女性用は小さな内湯と露天風呂のみ。とても人が多く入りにくかった事もあり今回私は女性用のみに入りました。
炭酸をしっかりと感じるこってり湯
こちらは女性用内湯とほぼ同じつくりの隣に位置する混浴の小浴場の写真です。
湯の表面のマクがとても印象的で析出物がべったりとついた浴槽といいこってり感いっぱいです。
小浴場の方はそんなに混んでいなかったようですが女性用の方はとにかく人がいっぱい。。
浴槽の奥へ行くと120センチの深さがあり立って入るのですが、立っているのも落ち着かないし人の多さも落ち着かないしであまり湯をじっくり堪能するといった感じではありませんでした。(T_T)
ぬるめでいつまでも入って入れそうな感じなので皆さん長湯で入ってくる人はいても出ていく人は少ないんですよね。
浴槽はぬるい湯(37度ぐらい)とあたたかい湯(40度ぐらい)の2種類、女性用ではあたたかい湯が人気でした。
湯はわずかに甘い鉄の香りがし炭酸、塩分、ダシ、エグミ、苦みといった複雑な味がしました。
キュッキュとした浴感で湯上りは炭酸のせいか爽快感があります。
ちょっと水分を持っていかれる感じもあって肌は乾いていました。
シャワーやカランはなく、湯だまりから湯をすくって身体を洗います。
ホースからは炭酸水と真水が出ていましたが、「水分をとってください」という張り紙があるので飲めるようです。
大浴場(混浴)
大浴場はとても広いです。
入っている人たちはじ~っと目をつぶって湯を味わっているような方ばかり。
これぞ湯治場という雰囲気です。
露天風呂(混浴)
内湯の外には緑に囲まれた開放的な露天風呂があります。
二股らじうむ温泉の名物がこの露天風呂から見える石灰華ドームです。
以前から写真で見て一度行くぞ!と思っていたので「これこれこれよ~」
とかブツブツ言いながら眺めていました(*’▽’)
まるで山形県にある広河原温泉の析出物を思い出すような凄まじい状態です。
混浴の方の露天風呂は浴槽が3つあったようでしたがこの日は雨。
屋根付の湯船以外には誰も入っていません。
しかしこの自然の中でこのぬるめの温度。
絶対アブが激しいだろうなと思います。アブの時期は要注意ではないでしょうか。
石灰華ドームの上に露天風呂が乗っかっているといった感じです。
プールもありますが、プールとは言っても水着もバスタオルも禁止だという事なのでプールというよりは大きな湯船ですね。
日帰りで利用できる休憩室もあります。
二股らじうむ温泉は湯の質がとても良く、石灰華ドームの見応えがあって素晴らしい温泉でした。
ですが、とても残念な事に人が多すぎてゆっくり味わう事ができなかった事で
印象が薄い・・・・。
すごい温泉だとは思うんですけどね。。
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