人吉温泉 しらさぎ荘は2016年1月にリニューアルオープンしました。
※※※※このレポートは2005年3月に訪れたものです※※※※
人吉の味・技・文化を、今に伝える6つの蔵。
その中の一つがここ「御用蔵 しらさぎ荘」である。その他「伝承蔵」「武家蔵」「焼酎蔵」「木の蔵」「みそ・しょうゆ蔵」などがある。しらさぎ荘の御用蔵という意味は何でも御用を受付しますという意味。
人吉温泉では「人吉温泉めぐり入湯手形」というものもあり、ミニ羽子板型のかわいいもの。温泉旅館やホテルから選んで3つの温泉を1200円で周る事ができる。
しらさぎ荘は食事をメインとして営業しており、湧水池を眺めながら食事が楽しめることを売りとしている。人吉の蔵巡りにちなんだ「蔵めぐり御前 1800円」がお勧めだそうだ。
しらさぎ荘
浴舎
温泉は御用蔵より少し離れた場所にあり、別の駐車場もある。
料金を受付で支払う時、1人用の無料券を持っていったところ、「2人とも無料でいいよ」となんと2人とも無料で入らせていただいた。受付のおばちゃんはニコニコした気のやさしそうな方。ありがたく入らせていただくことにした。
一番茶のような透明感のある薄黄緑湯
女性用内湯
うっとりする美しい色の湯
キラキラとしていた
開放感のある男女の浴室。
湯船は壁の部分のみ檜で造られている。
湯口
内湯 男女各1
掛け湯をした時点でヌルッとし、湯の良さが感じられる。
入るとやわらかい感触につつまれ、手で足を触ると摩擦がなくツルンと滑る。この優しい湯に浸かりながら開放感のある窓から外を眺め、ボケッと過すのは至福の一時だ。
温度も適温、しばらく入っていて少し湯から身体を出すとまたすぐに浸かりたくなる。私はこの湯のとりこになってしまったようだ。
日の光が湯へ反射し水面がキラキラと輝き、そのせいもあり浴室は明るく木の色は鮮やかに見えた。
湯船の造りはちょっと深めで立つとお腹ぐらいまである。椅子も不自然に直立したような姿勢になりくつろいで座れない。それだけが少しばかり残念ではあるが他は最高。
源泉
手に付いた泡
脱衣所
浴舎内の休憩所
浴舎外に休憩所
男女の内湯への入り口真ん中には休憩所が設置されている。
外にも休憩所のような大きなスペースが。
夏だったらここでビールでも飲んだら気持ちが良さそうだ。
しらさぎ荘周辺は田んぼが広がり、とても開放的。
駐車場もしらさぎ荘の駐車場と別に温泉用に30台ほど停めれそうな大きな駐車場がある
平均: 1 レビュー
Nov 24, 2019
何だか日帰り入浴中心?
2019.11月宿泊。管理人さんの温泉の写真を見、色と柔らかそうな湯に惹かれ、のんびりとした人吉へ。周りは田畑。この何も無い場所へ日帰り客が次から次へと車で訪れて来る。
この宿の温泉は宿から70メートル程離れた場所に湯小屋があり、宿泊客もここに入る。
湯小屋には自動切符販売機だけが置かれており、番台は無い。一応販売機に無断入浴禁ずるの張り紙はしてあるが・・どうなのだろう。
料金は200円という事もあって人が多い。
さて、湯舟は写真と同じく長方形の木造。鄙びた感じが良い。
温泉はと言うと、写真の様な茶葉の様な黄色味のある優しいグリーンを想像して来たが、思ったより深緑だった。黒っぽいグリーンだった。
で、かけ湯しようと湯船を覗きこむと、黒い様な赤黒い様な、丸い固まりが3つ4つ浮いている。ん?湯の花?紫尾温泉神湯共同浴場の温泉は深緑で、黒い湯の華が一杯浮いていた。
これは?何?湯の花なのか?取りあえず洗面器で救い出して捨てた。
そして湯船に浸かったが、今度は紐の様に長い赤黒い物が・・もうヤダ!!
だから人が管理してないという事は、こういう事になるんだ。人の目が無いと何をしても何も言われないと思うと、人は羞恥心も無くなる。湯が黒っぽいから解らないと思ったのだろう。全くマナーが成ってない。
後で宿の人にも確認したが「湯の花?そんなのは掃除してても無いけどね」と言われた。
湯面には陽が射して、垢や髪の毛もキラキラと浮かんでいる。そりゃ共同湯だもんね。
でも宿泊客にとってはこれが温泉なんだもんね。
この温泉が利用できるのは22時半までで、日帰り客と同じである。唯一違うのが、朝8時までだけが宿泊客のみ入れる。
翌朝、朝食前の7時に行った。昨日とは違い、当然黒い物も浮いておらず、湯も綺麗だ。
湯口付近に座り、1人温泉を楽しむ。昨日は感じられなかったヌルツキも軽くある。
これが宿泊専門の湯ならまあまあ良いかもなあと思っていたところ、ガラッとドアが開いてご老人が・・えっ?まだ7時過ぎやん。日帰りは8時からでしょうが。
その方は端の方に腰を下ろし、足を伸ばして座った。「湯が出て来る所が気持ちがええよ」と、解ってるじゃん。よく1人で入ってらっしゃるようだなこれは。
だから人の管理が無いとこういう事になるじゃん。これでは宿泊客がゆっくり入れる時間なんて無いではないか。
宿の方に言ってみたら「足が痛い言うんで、いいですよーって言ってるんです」との返事。
知っているんだ。7時から入りに来ているって。知っていて許可していたんだ。
足が痛い人なんて一杯いるではないか。そんな人が入りに来るのが温泉なのである。
そんなにも地元の常連の日帰り客を大切にしているのなら、宿泊客は嫌な思いを持ってもそれで良いと言う事なのだろう。呆れたが、宿それぞれのやり方という物があるのだろうから放っておこう。
そしてこの宿の温泉は共同湯と言う事なので、と言う事はソープ類は置いて無い。シャワーも無い。ドライヤーは貸出しで部屋で利用する。
深い湯船。窓からは手入れされていない空き地が見えるだけ。
暗くなると宿から風呂までの砂利道が、歩きにくく遠いだろうな。
日帰り客の方に半ば呆れたように言われた「泊まってるの?夕食の後にちょと入りに行こう思ってもちょとねえ・・砂利だし」と。何だか泊まってる事自体が情けなかった。
しかも温泉が利用できる時間は、日帰り客と一緒なのであって、夜、あの湯に二度と入りに行く気にはならなかった。
宿は川魚料理が専門との事で、鮎の塩焼きは皮がパリッとして美味しかった。
部屋は母屋に2部屋と離れが2棟。私の他にはビジネス客が泊まっていた。
宿からは湧水池が見え、鯉が泳ぎ、白さぎが飛び立って行った。宿名の由来かも知れない。
アクセス例:JR人吉駅から送迎あり。
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何だか日帰り入浴中心?
2019.11月宿泊。管理人さんの温泉の写真を見、色と柔らかそうな湯に惹かれ、のんびりとした人吉へ。周りは田畑。この何も無い場所へ日帰り客が次から次へと車で訪れて来る。
この宿の温泉は宿から70メートル程離れた場所に湯小屋があり、宿泊客もここに入る。
湯小屋には自動切符販売機だけが置かれており、番台は無い。一応販売機に無断入浴禁ずるの張り紙はしてあるが・・どうなのだろう。
料金は200円という事もあって人が多い。
さて、湯舟は写真と同じく長方形の木造。鄙びた感じが良い。
温泉はと言うと、写真の様な茶葉の様な黄色味のある優しいグリーンを想像して来たが、思ったより深緑だった。黒っぽいグリーンだった。
で、かけ湯しようと湯船を覗きこむと、黒い様な赤黒い様な、丸い固まりが3つ4つ浮いている。ん?湯の花?紫尾温泉神湯共同浴場の温泉は深緑で、黒い湯の華が一杯浮いていた。
これは?何?湯の花なのか?取りあえず洗面器で救い出して捨てた。
そして湯船に浸かったが、今度は紐の様に長い赤黒い物が・・もうヤダ!!
だから人が管理してないという事は、こういう事になるんだ。人の目が無いと何をしても何も言われないと思うと、人は羞恥心も無くなる。湯が黒っぽいから解らないと思ったのだろう。全くマナーが成ってない。
後で宿の人にも確認したが「湯の花?そんなのは掃除してても無いけどね」と言われた。
湯面には陽が射して、垢や髪の毛もキラキラと浮かんでいる。そりゃ共同湯だもんね。
でも宿泊客にとってはこれが温泉なんだもんね。
この温泉が利用できるのは22時半までで、日帰り客と同じである。唯一違うのが、朝8時までだけが宿泊客のみ入れる。
翌朝、朝食前の7時に行った。昨日とは違い、当然黒い物も浮いておらず、湯も綺麗だ。
湯口付近に座り、1人温泉を楽しむ。昨日は感じられなかったヌルツキも軽くある。
これが宿泊専門の湯ならまあまあ良いかもなあと思っていたところ、ガラッとドアが開いてご老人が・・えっ?まだ7時過ぎやん。日帰りは8時からでしょうが。
その方は端の方に腰を下ろし、足を伸ばして座った。「湯が出て来る所が気持ちがええよ」と、解ってるじゃん。よく1人で入ってらっしゃるようだなこれは。
だから人の管理が無いとこういう事になるじゃん。これでは宿泊客がゆっくり入れる時間なんて無いではないか。
宿の方に言ってみたら「足が痛い言うんで、いいですよーって言ってるんです」との返事。
知っているんだ。7時から入りに来ているって。知っていて許可していたんだ。
足が痛い人なんて一杯いるではないか。そんな人が入りに来るのが温泉なのである。
そんなにも地元の常連の日帰り客を大切にしているのなら、宿泊客は嫌な思いを持ってもそれで良いと言う事なのだろう。呆れたが、宿それぞれのやり方という物があるのだろうから放っておこう。
そしてこの宿の温泉は共同湯と言う事なので、と言う事はソープ類は置いて無い。シャワーも無い。ドライヤーは貸出しで部屋で利用する。
深い湯船。窓からは手入れされていない空き地が見えるだけ。
暗くなると宿から風呂までの砂利道が、歩きにくく遠いだろうな。
日帰り客の方に半ば呆れたように言われた「泊まってるの?夕食の後にちょと入りに行こう思ってもちょとねえ・・砂利だし」と。何だか泊まってる事自体が情けなかった。
しかも温泉が利用できる時間は、日帰り客と一緒なのであって、夜、あの湯に二度と入りに行く気にはならなかった。
宿は川魚料理が専門との事で、鮎の塩焼きは皮がパリッとして美味しかった。
部屋は母屋に2部屋と離れが2棟。私の他にはビジネス客が泊まっていた。
宿からは湧水池が見え、鯉が泳ぎ、白さぎが飛び立って行った。宿名の由来かも知れない。
アクセス例:JR人吉駅から送迎あり。