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郷愁感たっぷり!足元湧出極上にごり湯で人気のお宿
- 所在地
- 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3968
- 最安値
- 1泊2食付7,500円~/素泊まり4,725円~
- クチコミ 宿泊棟・温泉棟共にリニューアルされてはいたが、外観はまだ以前と変わらない部分も残されており、依然工事現場の様な雰囲気が見られる。
日帰り入浴の料金設定も、30分間という時間制限の露天風呂などの温泉に入る立ち寄り入浴と、それ以上の時間になるのなら休憩付き、貸し切り内湯付きの2時間、3時間、3時間以上コースが有り、まずどれにするか選ばなければならない。
私の場合バス停から徒歩で来ているが、そのバスの本数がかなり少ないので、当然休憩付きコースになる。
新燃荘はしばらく休業した後、2019年にリニューアルオープンしたそうで、新しく建て替えられた宿泊棟の中に、広い座敷2部屋を休憩室として設けてあり、座布団やテーブルを自身で用意して使う。
同じ1階に内湯の貸切風呂が4室あり、2つずつがほとんど同じ造りの木風呂になっていた。いかにも新しい感じがする風呂で、木をくり抜いた方は1人が入れば一杯、無理してくっついて2人といった様子で壺湯の様な感じだった。
ちなみに館内には内湯の大浴場は無く、この貸切風呂のみである。隣には一応露天風呂といった容の風呂もあったが。
別棟の温泉棟にある新燃荘メインの混浴露天風呂もリニューアルされており、湯は以前より青みがかっている様に思った。
源泉投入口は幅広く階段状になっており、露天風呂はぬるめ。
女性は使いまわしのバスタオルが女性浴室に掛けられているので、それを利用して入浴できるようになっている。勿論持参しても良い。濁りが濃いので浸かってしまえば見えないが、廊下が丸裸状態になるので、やはり湯あみ着かバスタオル巻きは必要。
男女別浴室も、治療用浴室も全てリニューアルされており、男女別浴室は広く新しかったが、「入浴は30分以内で」という貼り紙がやたら目に付く。それだけ硫化水素ガスが強いと言う事なのだろうけれど、30分って‥あわただし過ぎるし。
また、一般浴場の温泉と治療専門浴室というのを分けて在るのも此処だけのように思うが、泉質がどの様に違うのか解らなかったし、記載も無かったし、この治療専門浴室はどの様にして利用すれば良いのだろうか?自己申請でサッと浸かってみたが、何も解らなかった。
温泉全体としての雰囲気も新しさが表に出ており、どんなものか試しに入ってみるのには良いのかも知れないが・・だって30分以内だし。これじゃあゆっくり入っていられないし、実際本当に30分以内でないと問題が起こるのか、30分以内なら繰り返し何度でも入って良いのかどうかも判らないし・・露天風呂と内湯を合わせて30分以内なのか、どちらか1つだけで30分なのかそれも解らないまま、とにかくどんな風呂か見に入った様なものだったので、浴感とかの印象がほとんど無く、湯の色しかコメントできなかった。
新燃荘へ徒歩で向かう者は誰もおらず、松林と噴火中の新燃岳を眺めながら歩いて行くと、途中に硫化水素ガスが噴き出ている岩場が何か所か在ったので、近づいてその岩場と新燃岳を写真に収めようとしたら、急にクラクラっとした。慌ててその場を離れたが、これが硫化水素ガスの影響だったのだろうか?と思った。
新燃荘では昔、硫化水素ガスに寄る死亡事故が起こっている。この道を歩く人はほぼ居ないのだろうけれど、注意された方が良い様に思う。
アクセス例:鹿児島空港からいわさきホテル行バスで丸尾バス停下車し、乗り換え霧島周遊バス(1日3便)で新湯温泉下車し、徒歩15分程。
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