木漏れ日に包まれて入る秘湯情緒満点のにごり湯
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豊富な源泉をたっぷり使って人気の大きな露天風呂
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マイルドな硫黄泉を露天風呂でじっくり堪能できるお宿
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山間の地獄に湧く、贅沢な硫黄の上質露天風呂
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ノスタルジーにどっぷり浸かれる白いにごり湯露天風呂
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オンドル小屋があって、時が止まっているような温泉
大深温泉
ここ数年、毎年欠かさずに決行している
乳頭・八幡平湯めぐりツアーの2泊目の宿として、
とても重宝しているのが、ここ大深温泉だ。
山菜やきのこの時期以外は、当日の電話予約でも宿泊が可能だ。
予約なしで泊りに来る人は、お断りしているという。
過去のトラブル事例は、
すべて無予約の客がおこしているからという。
ここの1泊2,500円という込々の素泊まり料金は、
大沢温泉自炊棟と並んで東北№1の安値だろうと思う。
長期滞在者だと、応相談で更に安くなるという。
現在、オンドル大部屋の宿泊棟が2つ並んである。
手前が新館で、床のオンドル熱がやや高温だ。
室内は常時30℃ほどに安定している。
奥の建物が旧館で、室内温度は25℃ぐらいか。
新館と旧館で、客層ははっきりと分かれている。新館では、
お話し好きな泊り客が夜遅くまで宴会しながら座談会をしている。
3回泊まって、3回ともそうだった。大騒ぎをするわけではない。
旧館には、静かに早寝早起きを励行するオンドル湯治客が滞在する。
夜8時を過ぎると、皆さん次々に就寝する。
そして朝は4時前から動き出す。
この時間に入る朝風呂が、応えられないぐらい気持ち良い。
オンドル小屋の泊まり方を簡単にレクチャーしようか。
まずは、管理棟で受付・料金支払を済ませて、
新・旧館の宿泊ボードに自分の宿泊エリアを書き込む。
管理人のおじさんが、親切丁寧にアドバイスしてくれる。
この辺が高温とか、ここにコンセントがあるとか、などなど。
宿泊場所のオンドル小屋に荷物を運びこむ。荷物が大量の時は、
管理棟の壁に立てかけられている一輪車を使って運ぶ。
自分の宿泊エリアを確保したら、寝具をセットする。
堅い寝床で平気な人は、タオルケット1~2枚で済む。
地熱オンドルを楽しむのには、これが一番望ましい。
しかし、低反発マットレスがないと眠れないという現代人の方は、
スポンジマットとかヨガマットとか長座布団とかいった
敷物を持ち込むことになる。これらの寝具は、
使用すると結露・水滴が発生して、
オンドル床のムシロやゴザが痛むという理由で、
八幡平の他のオンドル温泉では持ち込みが禁止されている。
ここ大深はOKなのだ。さて、寝場所をセットしたならば、
オンドル滞在服に着替える。
そのまま横になって、地熱のやさしさに触れるのもよし、
弱めの硫黄臭ただよう内湯へ行くのもよし、
あちらこちらから蒸気の吹き出す風景を散策に出るもよし、
持ち込んだ食材と飲料でまぁ豪華な腹ごなしをするもよし、
大深での滞在をお好きなだけ楽しむがよろしい。
炊事場には、八幡平の湧水が大量にかけ流しになっている、
大きな保冷用水路のようなシンクだけがある。
火気の設備は全くない。
長期滞在者は、炊飯器、10kgのプロパンガスとコンロ、
オーブントースターなどを持ち込んでいる。
オンドル小屋の外壁に、
30センチ×50センチぐらいの木製の蒸気調理箱のようなものがある。
低温のため、調理には適さない。
温めるにしても、硫化水素臭が食材に染み付くのが難点だ。
轟音を発する蒸気の音を聞いているうちに、
完成まで2~3日かかりそうなのだが、
味付の温泉黒タマゴつくりに挑戦してみたくなった。
了
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ハガキで予約申込!?栗駒山麓の大パノラマの絶景露天の宿
2019.10月日帰り入浴。須川高原温泉に宿泊すると、6時~21時までの間なら何度でも利用させて貰えるという事で、私は3回も足を運んだ。
というのもやはり断然眺めが良い。眺めが良い所に浴室を造り、良い眺めをより多くの人が見られるように、長方形のパノラマ風呂として造られている事に感心する。
その浴槽幅は30~40メートル近くあるのではないだろうか。
全面ガラス張りのパノラマ内湯があり、その一段下に同じ大きさの露天風呂がある。
どちらのパノラマ風呂からも、さらに広大な風景が見られる。
晴れた日にはまん前に鳥海山が見え、夕刻にはシルエットとなり陽が落ちて行く、というロケーションを温泉に浸かりながら見られるという素晴らしさも味わえる。
源泉は長細い風呂の真ん中から投入されている。須川高原温泉からの引湯であり、客も多いため酸性の湯が、良い様に言えばまろやか。逆に言えば若干新鮮さに欠けるという事でもあるが、そんな事は余り気にならない位、紅葉の眺めが素晴らしく、皆うっとりと湯に浸かっている。
湯舟が大きく、客が多くてもゆったり入れる。広く快適な浴室は木造りで、天井が高く太い梁が見える。どっしり、ゆったり、そして美しさがある浴室の構造は素晴らしいと思う。
浴室だけでなく建物全体がモダンな木造りとなっており、有料休憩室は展望室でもあり、かなり広く多くの客を受け入れるように造られている。
隣に建つ須川高原温泉と比べてしまうが、凄く新しく美しく快適に思える。同じ立地であるが、こちらはトイレはウォシュレット。料理にも期待してしまう。
宿泊料金も似たようなものであれば、断然こちらが人気なのは当然である。紅葉シーズンの1人泊はこちらの方がかなり安い。
ただ、余りにも人気なだけに宿泊予約が抽選という。特定期間(7月第3土曜日~8月第3土曜日と9月第3土曜日~10月第3土曜日)は、3月1日~31日の1ヶ月間に往復はがきで予約申し込みをし、抽選で当たれば宿泊予約が取れる。
和室16室、洋室ツイン3室、洋室シングル3室、和洋室2室となっているので、1人でも狭き門だが当選すれば宿泊は可能な訳ではある。
特定期間以外の日に付いては、毎年4月1日からの電話予約となる。
この様な独特な予約ルールをとっているので、泊まれた人はラッキーと言う訳だ。
だがやはりどうせならこちらの宿に泊まってみたいものだと思う。
アクセス例:JR一の関駅より1日2便の路線バスで須川高原下車し、徒歩3分。
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郷愁にどっぷり浸かり、足元湧出のにごり湯で癒される宿
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