--マップ読み込み中--
ひっそり佇む懐かしいお宿のぬるめふんわり上質元湯
- 所在地
- 福島県耶麻郡猪苗代町若宮中ノ湯甲2975 横向温泉 中の湯旅館
- 最安値
- 自炊3,450円~
- クチコミ 観音寺川の桜を見に川桁駅へ。そこから1駅の猪苗代駅への送迎があるホテルマウント磐梯へ宿泊し、親族経営でもある中の湯の入浴券を貰い、ホテル横の坂道を降りると徒歩5分位で着いた。
変わらぬ建物や玄関口に置かれたダルマストーブなど、湯治宿でもある昔からの温泉宿で、館内は雑多な感じがし綺麗とは言い難い、非常にざっくばらんな感じ。
日帰り入浴は現在9時~17時で300円。季節により変わったりするので要確認を。
浴室内の割れたガラス窓にはテープが貼られ、あちこちの手書きの注意書きや案内が目立つ。これもB級宿の証の様な物である。
しかし、温泉は実に良い。泉質表示は単純泉となっている事が不思議だ。軽い油臭がし、鉄分と炭酸が含まれ、泡も付く新鮮湯であり、おまけに非常に湯の花が多い。この湯の花が驚く程に多いのは、横向き温泉の特徴なのかも知れない。
女湯では、黒と橙色の細かい湯華が陽を浴びキラキラと舞い踊っていた。浸かると更に沢山の湯華に驚かされる。昼下がり、窓からの光を受け乍ら1人のんびり静かに、この温泉に浸かる至福の時間。あぁ”~気持ちいい~
窓の外は山の緑の木々。朽ちた木の湯舟には、薄濁りで深緑っぽい色の温泉が溢れ出し、床をオレンジ色に染めている。
女性用の湯船は正方形で、2本の源泉を重ねて同時投入しているためドバドバであり、湯面が波打ち湯の花が舞う。新鮮な源泉が生きている。
あ~このまま温泉から上がったら、白いシーツが掛けられた布団でゴロンと横になりたい。そう思わせる温泉であった。
混浴の男性浴室は長方形で湯船が2つに仕切られ、それぞれ源泉の投入口が有り、熱めとぬるめとなっていたが、ほとんど差は無かった。
源泉投入口には網が置かれ、炭の様な真っ黒いケシ粒の固形湯華が、受けられ溜まっていた。
女性浴室との間には細い出入り口が有り、カーテンが掛けられているだけで、誰も居なければどちらの浴槽でも利用できるようだ。
個人的には大変女性浴室の温泉が気に入ってしまったので、男性用の湯には誰も居なかったのでサッとだけ浸かってみただけであった。
素泊まりのみであるが、3980円~となっており、泊まってみたいと思うがこの宿自体での送迎は無いので、マウント磐梯との相談になる。
アクセス例:JR猪苗代駅もしくは、猪苗代駅から中ノ沢温泉方面行きバスで沼尻下車し、その後ホテルマウント磐梯の送迎を利用。マウント磐梯より徒歩5分ほど。
,