ゴテゴテのド迫力析出物の浴槽でドバドバがすごい温泉
- 公開日
- 2014/04/22
- 最終更新日
- 2019/09/10
- 投稿者
- しおり
-
管理人総合評価
4.6
-
ユーザーの評価(4件)
3.8
人工美林で名高い吉野杉の森。その森に囲まれた大迫ダムを一望できる場所へ点在するのが入之波温泉である。
近畿の秘境にありながら、江戸時代から多くの湯治客を迎えていたという。
そんな入之波温泉には山深い湯治宿として療養に訪れる人、濃い温泉成分に惹かれ訪れる人、また登山やハイキングに訪れる人が後を絶たない。
私たちが訪れたのは日も落ちかかった夕方の事。
電話の確認では17時までにあがればいいと聞いていたため、あと1時間しかないと焦りつつの到着。
入り口へは数ヶ月前に浴槽の改装工事をした際削りとった析出物が置かれている。
この析出物、私の膝ほどまであるほど大きなもの。どれほど迫力の析出物だったか考えるだけでゾクゾクしてしまう。
女性用内湯
内湯へ入ると白熱灯で浮き上がる析出物の美しさにしばし感動。
約1ヶ月ほど前に析出物を削ったはずなのにすでにこんもりとした析出物が陶器のように光っていた。
源泉投入量も多く、ドバドバ。
もうドバドバの温め、その上析出物コテコテ、まさに至福のひと時。
湯の味はというとわずかな塩みを帯びた新鮮な鉄味。
浴槽は広めで10人は入れる大きさ。
シャワー・カランは3つずつ備え付けられており、シャンプーリンスもありました。
自然に囲まれ五感で味わう湯のめぐみ
山鳩湯では湯の味に匂い、湯の流れる音に自然の音、肌触り、景色、すべて五感を満たしてくれるそんなすばらしい温泉だ。
この日は日曜日の夕方だというのに人が溢れかえっていた。
私たちの到着は丁度16時、日帰り入浴終了時間までは1時間あったが少しでも長く・・・と思い湯浴みを楽しんでいたところ、終了ギリギリの丁度17時に山鳩湯を後にする事となったがまだものたりないぐらいだった。
日帰り客用に広めの休憩室が用意されており、沢山の人達が休憩していた。
ぬるめの湯に浸かり、休憩所でゆっくりし、また湯に浸かる、を繰り返し丸一日過ごしてみたい、と思うような宿だ。
山奥の濃厚温泉
神戸から日帰りで行ってきました。
残念ながら露天風呂は改修中で内湯のみ入りました。
とにかく濃厚。
ぬるめの湯なのでつい長湯しがちですが、湯あたりに気をつけた方が良いと思います。
秘湯感が好きな人には絶対におススメです。
久々のドバドバ!!
吉野千本桜を目的に以前から気になっていた入之波温泉をこの週末訪れました。
工事による時間制限の片側交互通行の規制もあり対岸の旧道を隊列を組んでの迂回。
到着した施設は想像したほどの混雑もなく十分堪能出来ました。
噂通りのコテコテ析出湯船は温泉好きには堪らない物で夕食も滋味豊かな山菜とジビエ鍋
朝食も温泉で炊いたご飯に山菜をメインにした総菜で美味しく頂けました。
お風呂は夜21時まで朝は7時からと食事も夕食18時、朝食8時と一般よりもタイトな設定。
何はともあれ記憶に残る温泉施設でしたし下千本の吉野桜も満開でした。
カルシウムゴテゴテ濃厚温泉
コロナ移動解除となり近県の入之波温泉へ。土曜日で第1駐車場は満杯、第2駐車場へ。階段を降り入口へ向かうと、そこはかと温泉の香りがして、コレコレ~とワクワクです。
とにかく男性客はかなり多かったそうですが、女性の方は1時過ぎ~半位まで少し空いたので、その時を見計らい写真をゲットできました。
管理人様が行かれた頃より更にゴテゴテかもです。露天風呂の内側は明らかに削っておりガタガタ。湯底はガチガチ。湯船に持たれるとザラザラで、どこもかも固く痛いのでちょっとリラックスは無理かも。というか、温泉成分が4000㎎以上あり濃厚で、表示では40℃をきってますが体感的にはもっともっと温まるため、皆さんも浸かるより淵に腰かけて過ごしておられました。
個人的に好まないのが、内湯の排水というか、内湯の湯をそのまま露天風呂に注ぎ込んでいるのがちょっと・・と言った感じではありますが、上手く考えられていると言えばそうかもで、内湯の床が千枚田状態で痛くて歩けないという事を防いでいる造りでした。
目の前はダム湖の緑が広がりヒーリング効果及び秘湯感も○です。覗きこむと流れ出た温泉成分がカルシウムの山を作り、更にダム湖へ流れ込んで行っていました。
ドドザバの音と共に多量の源泉が掛け流され、そしてこの投入口や湯船周りに波状に固着した析出物は芸術的であり、長湯温泉の郷の湯や桜島のティエム牧場etcを思い出しました。眺めはこちらの方が良いですね。
しばらく浸かっただけでも湯上りは汗がタラタラ。冬季でもバッチリな温泉だと思いました。食事処と無料の休憩室もあるので、ゆっくり過ごす事もできると思います。
注意点は、トイレは浴室外にあるという事と、階段が続くのと、湯底が見えず手すりが付いていても思ったより深く、浴槽が痛いのでちょっと入りにくかったという点です。
ドライブは、2つのダム湖を臨みながら比較的涼しく、バス道路でもあるので走り辛さは無いかと思います。
日帰り入浴料800円で10時~17時迄。火・水が休みの事も有るので要確認を。
風邪にききました💮
関西ではダイナミックな温泉、少ないんです。ここの勢いは九州レベル。なかなかスッキリしない風邪を繰り返していた時期に訪れましたが、お湯がガツンと体に入ってきて、翌日には治っていました。体内すっかり還元された感じです。温泉自体は最高ですが、ちょっと陰なエリアなので、宿泊を好むかどうかは人次第かなと思います。