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肘折温泉 元河原湯

肘折温泉 元河原湯イメージ

フワ~ッと包まれる、新茶のような綺麗な色の温泉

公開日
2018/12/15
最終更新日
2019/09/08
投稿者
しおり
  • 管理人総合評価

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    3.6

  • ユーザーの評価(2件)

    3.5

    3.5

肘折温泉 元河原湯1
※※※※このレポートは2005年10月に訪れた時のものです※※※※

肘折温泉の歴史は長く、開湯807年、つまり1200年以上経っていることになる。

肘折温泉では昔から続いている朝5時からの朝市が行われており、とれたての果物や山菜、野菜などを地元のおばちゃん達が売っている。(冬以外)
湯宿 元河原湯は秘湯を守る会、会員の宿でもある。
エントランス

エントランス


建物はコンクリート造りで風情などはないが、入口から入ると玄関周辺は木をふんだんに使っていて暖かみがある。

エレベーターで4階まで上がり、男女別内湯の展望風呂へ向かう。

 

 

 

 

やわらかくて心地いい身体が包まれるような温泉

肘折温泉 元河原湯2


浴室は展望風呂という名の通り、窓が大きくて開放的。ただ窓があまり綺麗じゃなくて鮮明に景色が見えないのは残念におもった。
湯は組合3号と元河原湯源泉の混合泉。(今は3号と4号の混合泉に変わったそうです)温度は適温ではあるが、浴感がとてもやわらかいので実際の温度より低く感じた。
香りは石膏と金気臭がし、飲んでみると出汁味で炭酸がまざった味がする。

このお湯は浴感がすごく好み。入っていて出たくないな~って感じる良いお湯だった。

入りながら見える景色

入りながら見える景色

湯量はなかなか多い

湯量はなかなか多い


洗い場

洗い場

脱衣所

脱衣所


脱衣所も洗い場もとっても広い。

この頃はまだ貸切風呂はなかったが、2009年に新しくできたらしいのでそっちも入ってみたかったなと思う。


湯あがりは休憩できる場所が数か所ある。

入口にはおいしい湧水が流れており、この水を使ったコーヒーを飲むこともできるらしい。

 

 

 

肘折温泉 元河原湯の評価はこちら!

  • 温泉

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    上質湯

  • 温泉の雰囲気

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  • また行きたい

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管理人総合評価
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3.6
とさせていただきました。

クチコミ(2件)

旧よっさん

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温泉
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温泉の雰囲気
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また行きたい
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部屋
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食事
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2019年10月頃に訪問

一度は訪れたかった本格的な東北の湯治場。

念願かない今年10月下旬に初めて肘折温泉を訪れます。

お世話になっている桜hanakoさんの元河原湯の投稿は
大変参考になりました。

2019-08-18 08:43:26
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    1

自家源泉との混合泉が気持ち良い

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4
温泉
5
温泉の雰囲気
4
また行きたい
4
部屋
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食事
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2019年8月頃に訪問

2019.8月日帰り利用。肘折温泉街の奥の方にある旅館で、肘折温泉(組合源泉)74℃の湯と、自家源泉34度の湯を、合わせて適温に調整しているというのが良い。
笹濁り色の湯は、温泉津温泉のヘビーの湯をライトにしたような浴感で、上質である事が感じられる湯で、非常に気持ちが良い。
味は、塩+鉄味だ。良く温まり、汗が引かない湯なので、どちらかと言うと肘折の湯は冬が良い。
床は艶々と飴色に光り、長方形の浴槽を囲み、洗練された美しさがある。コンパクトな浴室であるが、快適に造られている。
4階にあり、展望風呂となっている窓の一角からは、緑や川が望め、片側の簾がしてある窓からは、時折川風が入ってくる。
今夏、肘折温泉街も非常に熱いが、川沿いと通りの中側では、風があると無いとで大部違うように思う。
浴室にはアメニティが色々揃っており、不自由無い様に考えられている。
日帰り入浴は、14時~16時。早くに行ったもので、4階にあるためかシャワーが長時間湯にならなかった事ぐらいだろうか。あと、日帰り入浴時間が短いので注意して行かなければならない。以外は快適であった。沢の美味しい飲み水も用意されていた。
1人宿泊の受け入れは、1週間程前になって空きがあればというのが、悔しいところである。

肘折温泉は、湯治宿として現在も残っている、栄えているという、数少ない温泉郷であると思う。街の道路をはさみ両端には、湯治宿が軒を連ねている。
1軒、1軒を覗いて見るのも楽しい。昔からの宿であると思わされる様に、宿名が名前である所が多い。そう言えば銀山温泉でもそうであった様に、山形の文化であるかも知れない。春から冬、雪が積もる前まで、毎日朝市が開かれるそうで、5時半には店が並び、農家で採れた野菜や、山菜、加工品等が売られる。
私も早起きして、お昼に食べるちまきと、茹でたとうもろこし、枝豆を買ったが、安くて凄く美味しかった。
朝市の後、朝ごはんまで一風呂浴びても一度寝る。こういった事は湯治宿でないとできない楽しみである。
肘折温泉の朝市を楽しみに、常連客が浴衣姿で足げく通う。湯治宿として成り立っている由縁であると思った。

初めて来た日が、偶然に冬花火の日であった。小さな温泉郷の小さなふるさと花火。
湯治宿に泊まり、のんびりと過ごす時間。誰にも邪魔されず好きなだけ寝て、起きては湯に入る日々。会席膳は2日めには飽きるが、家庭のお惣菜に少し品数が多いような料理は飽きることなく、そっと運ばれ、食べ終わったら廊下に出して置く。
石油ストーブにかけられたやかんから湯気が立ち、熱い茶を入れる。加湿も兼ねられている部屋は、ほっこりと暖かく、静かだった。
8月、肘折温泉の近くの四ケ村棚田で蛍火がある事を知り、ずっと楽しみにしてきた。
同時にコンサートも行われているそうで、村を挙げての大イベントだ。肘折温泉に宿泊するとバスで送迎してくれる。
ペットボトルにろうそくを入れた手作りのランプが、夕暮れと共に棚田を飾って行く。オカリナのコンサートも素敵だった。
小さな村のイベント、朝市、共同湯、レトロな街並み・・これらのものに郷愁を感じられる肘折温泉街は素敵だ。潰れる事無く栄えて行って欲しいと思う。

アクセス例:JR新庄駅より村営バス肘折温泉行。

2019-08-17 14:12:10
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