トップ北東北の温泉 秋田県の温泉>乳頭温泉郷 鶴の湯

駒ケ岳の麓、標高800m.の高地に位置する乳頭温泉郷の中で最も有名で最も古くからある温泉はここ鶴の湯温泉。
発見は昔マタギの勘助が山の中でキズを温泉で癒していた事で発見された。開湯は350年前と言われている。
私が温泉にハマりはじめた当時、まず最初に行きたいと思ったのは鶴の湯だ。
東の横綱と名高い事もあり、温泉にまったく詳しくない私にも知りえる事ができた。

1年前、一度予約をして半年待ったが事情によって泣く泣くあきらめ、今回は2回目の予約。約1年待って念願の宿泊を果たすことができた。

乳頭温泉郷 鶴の湯の評価
《2005年10月 宿泊レポート》


お気に入り度:★★★★★
接客:★★★
食事:★★★★★
宿の雰囲気:★★★★★
部屋の雰囲気:★★★★★
温泉:★★★★
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           露天風呂 混
住所 秋田県仙北郡田沢湖町田沢字先達沢国有林50
電話 0187-46-2139
アクセス ■東北道盛岡ICより国道46号経由で田沢湖方面へ1時間半・約60キロ
■JR田沢湖駅より乳頭温泉行きバスで55分終点下車徒歩5分
営業時間 10:00〜15:00
料金 日帰り料金:大人400円 子供200円 幼児100円
※月曜日は露天風呂清掃の為内湯のみ
宿泊:8000円〜
お風呂 内湯: 男女各3 露天風呂 混1 女+夏季限定1
冬季閉鎖 通年営業
著作権埋め込み 著作権埋め込み 鶴の湯の玄関と言える門の前まで来ると他の温泉街とは天地の差を感じる。
黒い壁に茅葺屋根でできた一つの集落のような佇まい。
何処か違う世界へと飛び込んでしまったかのような気になる。
鶴の湯全体 本陣

ここは何時代?タイムスリップしたような錯覚に陥る

敷地内には黒い壁で統一された建物が無造作に連なる。

以前来た時メインの通りは観光客でいっぱいで風情に浸るどころではなかったが、観光客のいない敷地内は凄然とし、昔懐かしい湯治場の雰囲気に浸る事ができた。
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2号館・3号館 敷地内に流れる湯の沢

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本陣 1泊9000円+暖房費1000円(2名一室)
7,5畳+洗面所+トイレ
こちらが本陣の部屋
部屋の中には囲炉裏があり、火が焼べられ、灯油ランプがぶら下がっている。
本陣の建物は江戸時代に湯治場として使用していたものをそのまま残して現在は旅館部として使用している。
古い歴史ある建物ではあるが、古いままではない。人気の秘密は新しいものを取り入れている事も大きいだろう。
「綺麗な洗面所、ウォシュレット付のトイレ、暖房」
こういった新しいものを取り入れつつ、風情を味わえるという旅館だ。
訪れる人は大昔そのままの生活を体験する修行僧ではない。
昔懐かしい鄙びた雰囲気を感じつつ、快適に過ごせる空間を求めてきている、という事を理解している方が経営されているからこその人気なんだな、と感じた部屋だった。
部屋の中には電気はきているものの、テレビや音のでるものは一切ない。
私たちは囲炉裏の周りで寝転んだり、ブラブラと散歩に出たりと自然と共存している空間を思いっきり楽しんだ。
木造の為、隣の声は筒抜け。隣の人の咳払いが聞こえるほとだ。運悪く隣にうるさい団体などが入ったらそれこそ丸つぶれだと思うが私たちは運良くそういった事はなかった。


ここは鶴の湯で一番人気の高い本陣。
平屋のように連なった部屋の中で2つは食堂となっており、宿泊できるのはわずか4部屋。
ただでさえ予約の取りにくい鶴の湯だが本陣はさらに取りにくい。
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宿泊した本陣の外観
浴衣・大小タオル 茶菓子と鶴の折り紙 お茶セット ポット
洗面所 トイレ(うぉしゅレット付) 暖房 服掛け

i囲炉裏を囲んで山の幸を味わう

著作権埋め込み 食事は全て山の幸。
お膳に載せられて部屋へ運ばれてくる。
メインは田沢湖名物の山の芋鍋。
粘り気の強いやまと芋を使用し、鶴の湯で作っている特性味噌で味付けされた鍋は素材のうまみが引き立ち絶品。
今回乳頭温泉へ来る際楽しみにしていた一つだ。

岩魚は囲炉裏の火で自分で焼くという心憎いおもてなし。焼かれたものを持ってきてもらうより自分でというのは楽しいものだ。しかも焼きたては皮がパリッとし身がやわらかく本当においしい。
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素朴な山の幸と聞いていたので、鶴の湯の別館、山の宿で以前食べた山の芋鍋定食(山の芋鍋と少々のおかず)を想像していたが品数の多さに驚いた。肉は小さい豚肉一切れのみ、むしろなくていいほどに思う。他は山菜やキノコが並び大満足すぎるおかずの数々。宿泊料9000円にしてこのボリュームはお得感が高い。

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囲炉裏を囲んで食事

夜ももちろん入浴したが朝一、朝露にぬれた草々の中浸かるのは格別。それを味わう為にか前の日早くに寝付いたせいか、朝早くに目が覚め、誰も歩いていない鶴の湯の敷地内を散歩しつつ露天風呂へと向かった。
事務所 露天風呂外観

ポコポコポコ・・・足元湧出 ススキに囲まれた白い美湯

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                                露天風呂 (混)

著作権埋め込み 著作権埋め込み 日帰り入浴時間はこの湯船は満杯。マナーの悪い入浴客も後を絶たず、入浴中に観光客がカメラをバチバチ撮る。
とても落ち着かない印象だったが、今回はほぼ貸切。これが宿泊者の特権だろう。
足元からぷくぷくと上がる足元湧出の極上湯。
今回初めてすばらしさがわかった気がする。

青みがかった湯と木々のコントラストに感動を覚える

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                              露天風呂 女性用

女性用露天風呂は日帰り入浴時間内でも観光客が写真を撮りに来ない分まだマシだろう。鶴の湯は全体的に女性にやさしい作りとなっており、女性用の湯船の方が多い。こちらの露天風呂も足元湧出で湯の質は入る人が少ない分新鮮ではないだろうか。木々に囲まれた女性用露天風呂も混浴露天風呂に負けず劣らずの作りだ。
湯の沢にかけられた橋を渡ると湯小屋がある。
まるで誰かが住んでいて今にもガラガラとあけたら囲炉裏を囲んだ家族でも見えそうな感じだ。
湯小屋内には「白湯」と「黒湯」の男女別内湯がある。
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湯小屋 白湯 脱衣所
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白湯 黒湯
白湯と黒湯のいずれも全て木造の風情満点な作り。露天風呂へ行く人が多いのか来る人は少なく穴場的な浴場だ。鶴の湯の温泉へはアメニティは一切置いていない。シャンプーやリンス、石鹸もない。そんなものを求めるところではないという事だろう。
著作権埋め込み 著作権埋め込み メインの露天風呂を挟んで反対側には中ノ湯という浴室もある。
全て源泉が違うという事だったが違いを感じるのは難しい。あえて言えばこの中ノ湯 内湯の湯が一番濃いように感じ、気に入った。

中ノ湯の内湯は男女ほぼ同じだが、女性用には足元湧出の露天風呂がついている。
中ノ湯 中の湯露天風呂 (女性用)

朝ごはんは本陣の端にある食堂で食事をとる。
とろろや豆乳豆腐など、身体にやさしそうな素朴な朝ごはん。

味噌汁も特性味噌を使ったものだと思うが寒い朝、身体に染み渡り温まった。
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朝食 食堂
著作権埋め込み 朝9時、敷地の入り口には「宿泊者以外は立ち入り禁止」という札があるにもかかわらず観光客がズケズケと敷地内を闊歩する。
露天風呂まで来て写真を撮る人や部屋のドアの隙間から覗き込む人までいて相当に腹立たしい。ここらへんのセキュリティーにもう少し力を入れてほしいと思う。

そういったマイナス点もあるが、それでも鶴の湯は大のお気に入り。
毎年一度でいいから泊まりに来れたらどんなに幸せだろうと思う。


《鶴の茶舎》
著作権埋め込み 著作権埋め込み 鶴の湯の駐車場内に喫茶店「鶴の茶舎」がある。チェックアウトの後、ここでコーヒーを飲んでから帰る事にした。
中はログハウスのような作りでかわいらしい。
ここでも山の芋鍋定食をランチで行っており、「鶴の湯別館 山の宿」よりもお手軽な値段900円ほどで食べれるようだ。

《鶴の湯別館 山の宿》
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山芋の鍋
「鶴の湯別館 山の宿」 (山の宿の感想は2002年訪れた時のものです)
住所:秋田県仙北郡田沢湖町湯ノ岱1   電話:0187-46-2100


鶴の湯より1.5キロほど離れた場所へ鶴の湯別館 山の宿がある。ここではランチをやっていると聞いたため訪れてみた。ランチは山芋の鍋定食と麺類、丼物があり、私は山芋の鍋定食に決めた。料金はたしか1500円、おかずが数品と山芋の鍋が付く。



源泉名:         白 湯 黒 湯 中ノ湯 滝の湯
泉質:  白 湯:含硫黄−ナトリウム、カルシウム−塩化物、炭酸水素泉
 黒 湯::ナトリウム−塩化物、炭酸水素塩泉。
 中ノ湯:含重曹 食塩硫化水素泉
 滝の湯:含硫黄−ナトリウム−塩化物、炭酸水素泉
効能:          白 湯:高血圧、動脈硬化症、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、
 黒 湯:切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
 中ノ湯:高血圧症、動脈硬化症、末梢循環障害、リウマチ、慢性中毒、糖尿病
 滝の湯:高血圧症、動脈硬化症、慢性皮膚病、切り傷、糖尿病
PH:           






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